D-8 ゴッホ「アルピーュ山の境にて」

アルピーユ山の境にて

オランダの画家。表現主義絵画の創始者といわれるゴッホは、郷里で働きながらひたすら文学、絵画の教養を積む。1888年パリに出て印象派の作品に接し作風は一転明るく変調するが、1888年アルルに映った。この時代が画家の最も多作の時期で毎日彼は描き続けた。濃厚な色彩、厚手な塗り重ね、極めて強烈な輪郭などその特異な画風が声高く自己を主張する。

パリ時代、画家に印象派を教えたのはロートレック、ドガ、コーギャンらであるが、アルルに移った年ゴーギャンが訪ね以後同居する。しかし二人の間にいざこざが絶えず刃物を振るって追い、あげく自らの耳をそぎ落とすという悲劇的な事件まで持ち上がった。

アルピーユ山脈は病院から近く、数々の作品に描かれているが、この画は天才画家最晩年の作として注目されている。 

 

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