D-20 モネ「アルジャントゥーユの橋」

アルジャントゥーユの橋

1869年以来、ルノワールとモネは絶えず会って殆ど同じスタイルの作品を描き続けていた。アルジャントゥーユでは、しばしばシスレーとカイユボットが加わり、1874年にはマネも一緒になった。この作品は、偶然に視覚に映った光景が忠実に記録されている。三艘のボートはたっぷり絵具を含んだ筆を走らせて、ひとまとまりの模様として描き出しているが、モネは大きさや機械の細部に関心がなかったのだろうか。しかし、一つ一つの素材と感触と光の効果とは、すべて、それぞれに応じて見事な筆のリズムを生んでいる。

 

複製一覧ページへ戻る→