D-70 ルドン「花瓶、赤い罌粟」

花瓶,赤い罌粟

ルドンらしい花の絵です。花の数が少なく、背たけも低くおさえられている割には、どっしりと太い壺に生けられて、このアンバランスが画面にリズムを与えている。そこには、才能としての造形感覚に裏打ちされた、綿密な計算が働いている。これは、ルドンが晩年に至っても緊張感の強い作品を作り出している所以です。

 

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