読み聞かせる相手は…犬!(H30.12.1更新)

    今回の担当は・・・スピカです。

  

  日足はめっきり短くなりましたが、山を彩る秋色のグラデーションが

 青空に映えて綺麗です晴れ

 読み聞かせる相手は…犬!@

  先日、スタッフ研修の一環として「補助犬」についての

 講習を受ける機会に恵まれました。

 公共施設として図書館は、補助犬(盲導犬・聴導犬・介助犬)

 の同伴を受け入れ、障害のある方も図書館を利用できるように

 努めることが義務付けられています。

 私たちの図書館の自動扉にも「盲導犬」「介助犬」のステッカー

 貼ってあります。

 

 

  

  講習では、補助犬は障害がある方のパートナーであって、ペットではないことや、

 受け入れ体制、また受け入れ拒否の事例について学びました。

 

読み聞かせる相手は…犬!B

 図書館にも障害がある方が補助犬と共に来館することがあるかも

 しれないということを広く知っていただき、一般の利用者さんに

 不安や不快感など与えずに普段通り利用してもらうためには、

 私たちスタッフも適切な対応ができるように知識を持つことが

              大切だと感じました。

  

  この日、セラピー犬として来てくれていた3匹のワンちゃん犬は講習の間、

 ハンドラー(犬とともに施設を訪問する人)さんのそばで時折まわりの様子を

 伺うような素振りを見せながらもお利口に待機してくれていました。

 

  セラピー犬は、動物を介して人間の病気や心の傷を治すことを目的に

 施設等を訪問して人とのふれ合いをもちます。

 そんなセラピー犬に、子どもたちが本の読み聞かせをしたりする活動が

 あるのをご存知でしょうか?

 R.E.A.D.プログラム(Reading Education Assistance Dog)といわれ、

 1999年にアメリカのある団体が地元の図書館の協力を得て始まったそうです。

 その狙いは…

 “読書が苦手な子どもたちでも、犬になら読んでみようという気になるかもしれない”

 “読書が困難な子どもたちがたとえ間違っても、犬はけっして直したり批判したりしない”

 人間の大人なら間違いをきっと口酸っぱく指摘してしまう…そこで、

 犬に対して気兼ねなく読んでみようというわけなのですねぴかぴか(新しい)

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 そんな未知なる読み聞かせをスタッフもいざ体験!

 するとセラピー犬は本を読むスタッフを見上げたり、

 ピタリと伏せてウトウトしたり….。

 その様子に見ているこちらも癒やされました揺れるハート

 

 

  この活動をもとに描かれた絵本が2年前に出版されています。

 字を読むことが苦手な女の子マディが、ふわふわの毛の友だちボニーに

 本を読んであげることで困難を乗り越えていくお話で、

 マディの気持ちの変化がよく感じとれます。

 

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『わたしのそばできいていて』

リサ・パップ 作/菊田 まりこ 訳/WAVE出版/P−パ

 

 

  日本における試みはまだ数例しかありませんが、図書館や学校、

 子どもが集うさまざまな場所で犬とふれ合える社会になったら、素敵なことですねるんるん

 

  肌寒くなり、”モフモフ”が恋しくなる季節雪

 そんなイメージの動物が登場する本を集めてみましたexclamation

 ぜひ手にとって、その”モフモフ”な感触に想像を膨らませてみてくださいるんるん

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【参考資料】

『はたらく犬 第2巻 介助犬・セラピー犬』 日本補助犬協会 監修/学研/36