ヤングアダルト(YA)の本

 

 

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 YA(ヤングアダルト)とは、13歳〜18歳くらいの若者を表す言葉です。その世代に人気のある本や、触れてほしい名作、生き方や進路に悩んだときに参考になる本、趣味の本など、様々な分野の本を選んでいます。中高生の読書推進を目的としていますが、大人の方も楽しめるコーナーです。

 ※本の詳細はタイトルをクリックして下さい。貸出中の本は予約できます。  

  

 『明日をさがす旅』
  アラン・グラッツ//福音館書店//93-グ

 

 1939年のドイツでは、12歳のヨーゼフがナチスによるユダヤ人迫害から逃れるため、キューバに向かう船に乗り込む。1994年のキューバでは、11歳のイサベルがカストロによる圧政から逃れるため、アメリカに向けて舟をこぎ出す。2015年のシリアでは、12歳のマフムードが内戦から逃れるためヨーロッパを目指す。時代も場所も異なる3人の運命は、やがて思わぬところで結びついていく…。

 歴史的事実を基にして書かれたフィクション。

 

 『イモムシ偏愛記』 

  吉野 万理子//光文社//F-ヨ

  

 主人公の新巻凪は、中高一貫校に通う中学3年生、目下友だちと一緒にアイドルのヒカルを追いかけています。引っ越してきた住宅地には、昭和を代表する俳優の妻で、アイドルのヒカルの祖母である簑島嘉世子が住んでいました。凪はあるきっかけで嘉世子と知り合いになり、ヒカルとお近づきになりたい一心で、イモムシのお世話をすることに。母親が大の虫嫌いのため、凪も虫は苦手でしたが…。

 

 『オオカミが来た朝』 

  ジュディス・クラーク//福音館書店//93-ク

 

 表題作「オオカミが来た朝」は、突然父親を亡くし、大恐慌のさなか一家の大黒柱として働き口を見つけなければならなくなった14歳のケニーの冬のある朝の出来事を描く。そのほか、ケニーの娘・フランシスの学生時代を描いた「字の読めない少女」や、ケニーのひ孫・ジェイムズを主人公とした「チョコレート・アイシング」など、オーストラリアに住むある一家の四世代にわたる6つの物語が収録された短編集。

 楽しいばかりの現実ではないけれど、懸命に生きようとする姿が描かれている。

 

 『しずかな魔女

  市川 朔久子//岩崎書店//91-イ

 

 学校に行けなくなり、家にも居づらい草子は図書館に通っている。ある日、学校に行っていないことを図書館でとがめられた草子は、泣き出してしまう。それをきっかけに司書の深津さんと関わることになり、「しずかな子は、魔女に向いてる」という言葉をかけられる。その言葉が気になって仕方がない草子は、思い切ってレファレンスを申し込む。すると後日、深津さんから茶色い封筒を渡される。中には一束の原稿が入っていて、そこに描かれていたのは二人の少女のひと夏の物語だった。

 

  『太陽ってどんな星?』

  宮原 ひろ子//新日本出版社//44

  

 太陽と地球の関係を研究している著者が、自身の研究の話を盛り込みつつ、太陽とはどんな星なのか、太陽の状態が変わると地球にどんな影響があるのかを紹介する。本書によると、過去の太陽の状態を知るための手がかりは、南極の氷や大木の年輪などに残されているそうだ。研究手法についても易しい言葉で述べられており、大学での研究をぐっと身近に感じることができる。

 

 『ペンギンは空を見上げる

  八重野 統摩//東京創元社//F‐ヤ

  

 NASAやJAXAのエンジニアになることを目標に着々と努力を続けている小学6年生の佐倉ハルは、学校では孤立している。新学期が始まってまもなく、ハルのクラスにアメリカのワシントンから一人の転校生がやって来る。名前は鳴沢イリス、日本人の父とイギリス人の母を持つハーフの女の子だった。ある出来事をきっかけに、イリスになつかれたハルだったが…。

 もう子どもではないけれど、まだ大人でもない彼らの葛藤の日々を描く。

 

 『ぼくたち負け組クラブ』

  アンドリュー・クレメンツ//講談社//93-ク

 

 小学6年生のアレックは、授業中も本を読むことをやめられないほどの本好き。新学期、両親の仕事の都合で放課後の3時間を学校で過ごさなければならなくなったアレックは、各自ひたすら好きな本を読むだけの読書クラブ「負け組クラブ」を創設する。クラブのメンバーを増やすつもりのなかったアレックだが、意図せずしてメンバーが増えていき…。

 本の世界に没頭してきたアレックが、本好きな仲間と出会い、現実の世界で恋や友情に奔走する物語。

 

 『虫ぎらいはなおるかな?

  金井 真紀//理論社//486

  

 虫ぎらいを自覚している著者が、人生も半ばを過ぎて一生このままでいたくないと一念発起。克服するヒントを得るため、7人の「昆虫の達人」に会いに行ったインタビューの記録。登場するのは、昆虫館館長や飼育員から、アーティストや認知科学の専門家までと幅広い。内容も幼少期や学生時代の話から今の仕事に就くまでの経緯など、虫の話だけにとどまらず、「虫ぎらい」でも楽しめるものとなっている。

 

  『ライチョウを絶滅から救え』

  国松 俊英//小峰書店//48

 

 鳥類学者の中村浩志先生は、ライチョウの生息調査への参加から始まり、カッコウの研究を経て、現在はライチョウの保護活動に力を注いでいます。世界的にみると、日本はライチョウが生息できる南限だそうです。さらに日本のライチョウは、文化的背景により大切に扱われてきたため、人を恐れないという大きな特徴を持っています。そのライチョウは今、近い将来絶滅の可能性が高いとされるほど厳しい環境にさらされています。

 

 『レギュラーになれないきみへ

  元永 知宏//岩波書店//S-78

 

 この本は、野球部でレギュラーになれなかった人や野球部を陰で支えてきた人、長く高校野球に携わってきた人など8人にインタビューし、彼らの経験談をまとめたものである。彼らは高校時代や大学時代を振り返り、今何を思うのか。それまで輝かしい道を歩んできた彼らが、はじめて挫折を味わったとき、何を感じ、その後どのように行動したのか。

 

 

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