書架のすきま−図書館ほっとだより−

NEW ふさわしい値段(H30.4.14更新) 担当は・・・たまよです。

 
長い冬が終わり、やっと暖かくなりました。この冬の寒さは、ことのほか厳しかったので、待ち望んでいたかのようにいっせいに花が咲き、木々が芽吹き始めました。もしかして北国の春ってこんな感じなのかも…と思ったりして。

 
さて、今回は私が表紙と書名に魅かれた本をご紹介します。

 『くらべる値段』おかべたかし・文 山出高士・写真 東京書籍 請求記号:675

くらべる値段-20180414 カニ缶、畳、花火、盆栽など身近な品の値段が安いモノと高いモノを比較し、その違いがどこにあるのかを解説した本です。
 カニ缶は、どの部位が入っているかによって価格差が生じる。(P30)
 凸凹がはっきりしているのが3万円の畳。(P112)
 火薬量10グラムが1本80円の花火。(P136)
 盆栽の価格を決定するいちばんの要因は、手間をかけた歳月の長さ。(P160)
…など、安い値段にも、高い値段にもそれぞれ意味と理由があるのです。

 「安いモノには努力があり、高いモノには夢がある。
 値段は、そのモノの背景を考えるヒントだと思う。」と著者は言っています。

はてしない物語 ところで、この本の中で私が特に気になったのは、本の値段です。(P154)
 『はてしない物語』ミヒャエル・エンデ 作 上田真而子 訳 佐藤真理子 訳 岩波書店 
 (1984年の映画『ネバーエンディング・ストーリー』の原作)
 主人公のバスチアン少年が手にした本というのは
 「表紙はあかがね色の絹で、動かすとほのかに光った。パラパラとページをくってみると、なかは二色刷りになっていた。さし絵はないようだが、各章の始めにきれいな大きい飾り文字があった。」
というのですが、まさしく実際の本(ハードカバー)は文中の本そっくりな装丁になっているのです。
 この物語は各国で翻訳され、なかでも日本語版がいちばんよくできていると、作者が喜んだそうです。
 ハードカバーが¥2800 ソフトカバー上・下で¥1520(本体価格・書誌情報より)
 納得のお値段だと思います!
 どちらも図書館に所蔵があり、ハードカバーは請求記号94−エ、ソフトカバーはB94−エです。


 予告  4月22日〜『児童書の福袋』を企画しています。    
     福袋とは、図書館スタッフおすすめの本の詰め合わせのことです。
     この本を手にするのはどんな子かなぁと思い描きながら本を詰めるのは、楽しい作業!
     袋の中にどんな本が入っているかは、借りてからのお楽しみ!!
     ご期待くださいね。
     福袋は50袋限定なので、お早目にご利用ください!

 


 

 

  


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